店長日記

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今日のサンふじです。

収穫前の作業は先週で全て終了し、後は完熟を待つだけです。

今年も美味しいりんごに成熟する見込みです。

収穫まであと10日間ほど。

いよいよです。

見てください!

私の手のひらに5つ。

圃場ではなく、私の自宅の庭にある鉢植えの「アルプス乙女」です。

りんごの出来損ないではなくて、こういう品種です。

観賞用に妻が庭に置いているものの一つですが、こうやって収穫?できました。

長い間「ふじ」と「紅玉」の交配種と考えられていましたが、

DNA分析の結果種子親が「ふじ」、花粉親が「ヒメリンゴ」という可能性が強いそうです。

 

 

さて、交配という観点から・・・

皆様にお届けするりんごに入っている「種」は、ひとつひとつが違う命です。

りんごも自分の花の花粉では授精することはなく、

他の品種の花粉ななければ結実しません。

我々人間も同じ父母から生まれても、性別や個性が違うように、

種ひとつひとつが違う個性を持っています。

種を取り出して、野に放つことで発芽して木に成長するかもしれません。

もしかしたら、素晴らしい品種である可能性もあります。

品種と言っても、根として優良な品種であったり、

樹を大きくするor小さくする効果として優良な品種であったり、

食べて美味しいという点で優良な品種であるかもしれません。

様々な個性を活かして、現在のリンゴ栽培は行われています。

具体的に言えば、

根として優良な品種を台木といいます。

積雪が多い地方はこの台木、ネズミの食害に強い台木、

火山灰土だとこの台木、降雨が少ない土地だとこの台木、

そんな具合に台木も様々で、すべてりんごの種から生まれた根として優良な品種を

挿木という作業により根として増やします。

そこに樹勢をコントロールする品種を中間台木といい、

果実として食べるための品種があります。

台木に中間台木を継いで、その上に果実を作る品種を継いで苗木として使ったりしています。

「ふじ」という品種も、種から育てられた樹は世界にただ1本のみ。

その一本とは、根っこまで「ふじ」です。

その木の枝を継いで、各地に「ふじ」という品種が広がりました。

一つの種から、世界中で栽培されている「ふじ」という品種が広がっているわけです。

世界中にある「ふじ」は、なんとその世界中にある「ふじ」全てで一つの命です。

我々動物と、りんごという植物の命のあり方は全く違います。

壮大な命を感じます。

 

同じ品種でも枝替わりという現象により系統という違いもありますが、

その話はまたいつか・・・。

 

 

おかげさまでたくさんのご注文を頂戴しております。

発送まではもう少々お時間をいただきます。

収穫に向けて最後の仕上げ、貯蔵庫の整備、出荷を行う作業場の整理など、

りんご園としての一番ワクワクするシーズンの到来です。

 

FAX注文用紙もトップページからダウンロードしていただけます。

 

当園一番のおすすめは「サンふじ特秀

人気No.1No.2の人気商品でもあります。

10kgも食べられないとおっしゃるお客様もいらっしゃいますが、

案外すぐに召し上がっていただき、追加のご注文をいただくことがとても多いです。

比較的暖かい地方の方は、5kgを複数回ご注文いただくことが多く、

私どもとしましても、こちらで貯蔵していたほうが安心でもありますので、

5kgを数回に分けてとおすすめしております。

 

どうぞご賞味ください。

 

 

りんご屋とは全く関係ない話です。

私は大学を卒業して就職し、北海道札幌に配属されていたことがあります。

北海道は雄大でした。

深夜にドライブをすると、キタキツネに会えたりしました。

富良野や美瑛は大好きで、何度行ったか分かりません。

 

「北の国から」というドラマがありますね。

私は北海道に行く前から大ファンでした。

                BSフジ北の国からページキャプチャ

1989年に放送された「帰郷」

私は89年に地元を離れ東京の予備校に通っていました。

純くんと同じ歳でもあり、自分に重なっていました。

その時からです。引き込まれました。

 

縁あって北海道に住むことになり、すぐに富良野に行きました。

初夏でしたが、麓郷の五郎の家に感動したのを覚えています。

 

先月から「連続ドラマ北の国から」を時間があるとき少しづつ観ています。

愛にあふれている。涙なしではいられません。

 

テレビドラマとしての「北の国から」はスペシャル版「2002遺言」で放送をやめています。

その後の五郎や純、蛍たちはどうしているだろう?

気にはなっていたのですが、こんな記事を見つけました。

五郎は今も麓郷の石の家で蛍の息子・快くんと暮らしているようです。

純と蛍は福島で復興に向けて一生懸命に活躍しているとのこと。

放送する作品として制作はされていませんが、

原作脚本の倉本聰氏の中では、黒板家の物語は現在も進行しているようです。

嬉しくてたまりません。

11月に入り、サンふじの収穫まで半月弱となりました。

南の海上でこの時期に台風が発生しています。

自然の猛威の中にあって、我々人間は無力であるようによく言われます。

大きな被害が発生したり、時には人命も奪われる。

自然には勝てません。

我々りんご屋にとって、台風はとても怖いものです。

果実は肥大も落ち着いて、成熟している時期です。

蜜と言われる水分を多く含み、果実そのものが重くなっています。

この時期に台風がきたら、大変なことになります。

予想進路は本州を直撃しないようになっていますが、

過ぎてみるまで安心はできません。

どうか被害がありませんように。

皆様にも、どうかお気をつけてお過ごしください。

3連休、皆様いかがお過ごしでしたか?

当地では1日2日は降ったりやんだり、雨の日でした。

一転本日3日は小春日和。気持ちの良い秋晴れでした。

スポーツの秋とも言いますが、園主の息子は中学生になり、

ソフトテニスを始め、1年生ながらも新人戦県大会に進みました。

今日だけ休みをいただいて松本まで応援に行っていきました。

昨年まで少年野球をしていた息子。

6年生の夏に肘を壊して投手としては厳しくなり、彼が選択したのがテニス。

いろんなスポーツをやってみるのも良いと思います。

ダブルスでの競技です。そこで培われる友情や信頼は、

一生の財産になるかもしれませんね。

子供たちを応援できることは、実はとても幸せなことだと思います。

当たり前のようで、なかなか難しいことなのかもしれませんね。

 

田舎ならではなのでしょうか?

この地では地域の子供たちを地域の大人みんなで守り育てる、

そんな雰囲気があります。

私もそうやって育ててもらったのですが、親という立場になるととても心強いものです。

 

パンフレットが仕上がってきました。

近日中にホームページからダウンロードできるように致します。

パンフに載せていない商品もあります。

オンライン限定品ですね。

地元のラジオ局では、今タレントの羽田陽区さんが県内各地を回ってレポートしています。

昨日ラジオを聴いていたら、信州飯山の酒蔵

田中屋酒造店に行って紹介していました。

東京や大阪など、大都市圏でも少し洒落たお店には「水尾」というお酒が置いてあります。

その酒蔵です。

田中屋酒造店は私(小西園園主)の親戚で、社長は私の従兄です。

そして、私ども夫婦の仲人さんでもあります。

経営のことなど、時々話している先輩でもあります。

良いものを作ると、製品が自ら宣伝してくれる。

そんなことを教えてもらっています。

 

水尾蔵元田中屋酒造店ホームページはこちら

寒くなりましたね。

当地では今朝初霜が降りました。

8;30くらいにあわてて撮った写真です。

朝いちばんでは一面白く光っていました。

りんごは寒気に触れることで美味しくなります。

いよいよです。

ワクワクしています。

先日初公開した園主の母70歳が

スマートフォンにしたいといい始めました。

そこで親孝行な園主(私)は母に

らくらくスマホをプレゼントしてあげました。

インターネット接続ができることを知った母はびっくりしています。

今時のスマホはカメラも高性能で、旅行に行く荷物が一つ減ったこと。

いちいちパソコンの前に行かなくても、大抵のことは調べられること。

地図までみれる!

70歳にして驚きとわくわくで新鮮な日々です。

 

スマホと言えば、小西園のホームページはスマートフォンに最適化します。

らくらくスマホも、アンドロイドも、もちろんiphoneも。

もちろん、ここからご注文もお問い合わせも、電話番号をタップしてくだされば、通話もできます。

どうかご利用ください。

いよいよ収穫まで3週間ほどになりました。

着色管理の歯摘みは先週までに終了し、

今は収穫前最後の作業である

「玉回し」をしています。

日光を受け美味しくなり着色もするわけですが、

葉や枝に直接触れているところは色が付きません。

そこで少し果実を回して着色むらをなくす作業です。

 

○のついている箇所は枝に触れているため光が当たっていません。

 

枝にあたっていた場所が光にあたるようにします。

 

収穫まで果実は樹上で成熟させます。

見た目も美味しく仕上げます。

小西園オリジナルタオルハンカチが完成して納品されました!

メルマガ登録してくださった方にもれなくプレゼント!

メルマガ登録のページはこちら

 

さらに、11月15日までにご注文くださった方にはりんごの中に同梱します!

 

 

 

初公開

先代の妻であり私の母

黒岩清子です。

10月17日で70歳の古希を迎えました。

小西園のために若い時から一生懸命に尽くしてくれた母です。

先代黒岩幸信が8年前に65歳で他界してからは、

園主となった私をサポートし続けてくれていました。

数年前に膝に人工関節を入れる手術をし、見事に復活を遂げたのですが、

昨年、作業中脚立から落ちてその人工関節のすぐ上を骨折。

現在は自宅の周りの草取りを毎日せっせとしております。

季節が季節ですので、古希のお祝いは年明けに改めてやるとして、

ささやかに誕生会をしました。

プレゼントとして私の妻が選んだのがラジオ。

一人で草取りをしているときもそばにラジオを置いて

地元の情報などを聞いて外に目を向けてもらいたいという気持ちからです。

非常に喜んでくれました。

父の分も元気で長生きしてもらいたいと願っています。

 

 

音郷と書いて

「オトノサト」と読みます。

当地(弊園のある山ノ内町の隣の中野市 合わせて中高地域といいます)

は作曲家中山晋平、作詞家高野辰之

そして現在国際的に活躍している久石譲氏の故郷であります。

この狭い土地から、これだけの音楽家を輩出しています。

そして志賀高原には国際的に活躍されている指揮者、小澤征爾氏の別荘もあり、

毎年中学校でコンサートを開催してくれている地です。

そんな場所で、音楽を通してのまちづくりが行われており、

そのひとつとして

音郷(オトノサト)音楽祭~Collabo~

という事業があります。

数年前に私も携わらせていただきましたが、年々事業の内容が見直され、

今年はとても楽しいイベントになります。

音郷(オトノサト)音楽祭~Collabo~が11月3日(月)文化の日 中野市市民会館にて行われます。「音楽」と「食」や「文化」など地域の魅力がコラボレーションした誰もが楽しめる音楽祭です。授乳室・おむつ替えスペース等も用意しております。皆様お気軽にご来場ください。【入場無料】(公益社団法人中野青年会議所公式ホームページより)

公益社団法人中野青年会議所が主催して、0歳児から入場可能なコンサート、地域の食や文化を楽しめるイベントです。

お近くの方は是非どうぞ

音郷(オトノサト)音楽祭~Collabo~に関して詳しくはこちら

今や国際的に有名になった地獄谷野猿公苑

当園から車で10分くらいの場所にあります。

冬場は訪れるお客様の7割が外国の方だそうです。

確かに外国人の方がたくさん歩いている!

バックパッカーが多いですね。

数年前、イスラエルからいらっしゃった方たちに

「栃木に行きたい、ナビを栃木にセットしてほしい」

って頼まれました。

栃木のどこに行きたいの?

レンタカーのナビをセットしようとすると、言語選択を見つけました。

言語をEnglishにセットしてあげたら、ものすごく感謝されたことがあります。

「スノーモンキー ベリーナイス!」

そう叫んでいました。

きっと私たちも一緒に風呂に入っていると思っているのでしょう!

 

園主黒岩は小学生時代、「サル研究会」なるクラブに入っていました。

毎週木曜日、地獄谷野猿公苑に行ってサルたちを観察していたものです。

クラブ発表会で、全校児童の前でサルの真似をした記憶があります。

恥ずかしい・・・。

 

お近くにいらした際は是非立ち寄ってみてください。

 

 

地獄谷野猿公苑の公式ホームページはこちら

台風18号に続き、台風19号が猛威を振るいました。

12日に大阪から戻る車の中で、ずっと台風情報を気にかけていました。

13日から14日にかけて、当地でも雨風ともに強い時間帯があり、

昨日は何度もりんご畑を見回りました。

自然の猛威の前では、我々はなんと無力か・・・。

幸い当園では被害はほとんどありませんでした。

 

本日のサンふじです。

葉摘作業が続いています。

気温も下がってきており、順調に熟度も進んでいます。

10月11日に大阪の地で開催された

EC実践会全国大会に参加してまいりました。

今期ホームページのリニューアルオープンをするにあたり、

お客様により便利に、より快適にご利用いただくためのページ作りを勉強する会の仲間が全国から集まり、

それぞれの事例から見る、お客様にとってより便利に快適に使っていただけるページ作りを勉強するものです。

 

沢山のネットショップさんと交流ができ、

よりお客様に快適に使っていただけるページを目指します。

登園のある信州山ノ内町のとなりの町、中野市一本木公園では

明日から 2014一本木公園秋のバラまつり が開催されます。

バラは春だけ咲く品種と、四季咲きといって夏から秋も咲く品種とあります。

この季節は秋のバラがとても見事に咲いています。

わずかですが、弊園のりんごも販売されます。

陽光という懐かしい味のりんごがほんの少しだけ。

数が少なすぎて残念ですが一般には販売していません。

本日、ほんの少しだけ(18kgコンテナで5箱)を頼まれて納品してきました。

一本木バラの会さんが袋に詰め放題で販売するそうです。

2014一本木公園秋のバラまつりに関してくわしくはこちら

 

 

 

いよいよ志賀高原も紅葉が見ごろを迎えています。

たくさんの観光のお客様がカメラを片手に紅葉狩りを楽しんていらっしゃいます。

彩りが鮮やかで、気持ちよく秋を感じますね。

こうなると食欲も騒ぎ出します。

志賀高原の紅葉の様子くわしくはこちら

これまで一部の販売しかしておりませんでしたが、 ホームページリニューアルに合わせて「ぐんま名月」の販売を開始致します。

甘く、すっきりとした食味とさわやかな香りが好評です。 是非ご賞味ください。

ぐんま名月の販売ページはこちら