地獄谷野猿公苑
小西園から車で5分のところに、温泉に入るスノーモンキーとして有名な、地獄谷野猿公苑があります。
地面を掘ればすぐお湯が出る!と言われるくらい源泉が多く存在する温泉です。湯めぐりしたり、湯治をしたり、趣のある宿の湯をじっくり味わう皆さんで賑わっています。
この湯田中・渋温泉のすぐ隣りに、地獄谷野猿公苑があります。
温泉からバスも出ていますし、車の場合は駐車場にとめて、徒歩約15分(冬期以外)で、有名なスノーモンキーにあえます。
渋温泉の温泉寺から、右手へ上ります。ここが地獄谷への入り口です。
少し行くと駐車場があるので(有料です)そこから徒歩で山道へ入ります。
徒歩約10分くらい行ったところに、温泉があります。ここの温泉に入っているとお猿が入ってくるといううわさが・・・・
温泉を過ぎると、その先に、野猿公苑があります。ここでチケットを買って入場します。
注意書きが書いてあるので守りましょう。餌をやったり、話かけたりしてはいけないそうです。でも、写真を撮ったり動画を撮られることは慣れているようで、お猿さんも驚きません。
猿の温泉に近づくにつれて、お猿さんがあちこちに見えてきます。かなりいたずらっ子です。
いましたいました、温泉に入っています!見物している人たちがたくさん。
かなり近くで、観光客が見物しているのに動じません。
あたたかそうです。お猿さんは湯冷めしないのかな・・と不思議だったのですが、公苑のスタッフの方に教えてもらいました。
「内側にふかふかの綿毛があり、そこまではそれほど濡れないのと、湯から上がったときに、毛の先が細く針のようにとがって、湯が滑り落ちるので、すぐに渇いてしまうんですよ」 そうなんですね~納得!
海外から日本へ観光に来られた方に「日本のどこへ行きたいですか」と聞くと、3位以内にここのスノーモンキーがランクインするそうです。それほど、外人さんには大人気のスポットです。
ニホンザルは、世界中の猿の中で一番寒い場所に生息しているそうで、それだけでもとても不思議なのに、ましてやこんなに気持ち良さそうに温泉に入るモンキーがいるとは!?ってびっくりされるそうですね。
子ザルも何匹もいて、とてもかわいいです。お母さんのぼせちゃっていますね・・・・・ 写真/宮崎学
マナーを守って楽しんでください。
<参考リンク>